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社会学との連携 [環境]

建築・まちづくりは、諸分野を貫き、また協力関係にあるものと
思います。この度、弘文堂刊「スタートライン現代社会の諸相」
第4章「地域イメージと現実環境」、第3節「地域イメージによる
まち並みの変化」に、調査の実例として、景観調査写真資料、原
稿協力致しましたので、ご案内致します。

弘文堂ホームページにてご覧頂けます。

表紙.jpg  見開き.jpg


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砂浜が消える日 [環境]

時化の翌朝は、窓を開けると、庭中に海の匂いが立ち込めて、
深呼吸すると、自然の中に生きている事を感じ、何となくときめく瞬間です。
シャワーを浴びてから、一張羅のジーパンを履くと、宝物を探しに砂浜へ、
錆びた自転車を走らせる。

午前10時半の陽射しの中、そんな海辺の生活……。

さて、こうして毎日の様に海を見ていると、環境の変化にも敏感になり、
風や雨の兆しと言った気象変化や波の状態など、家にいても大凡判る
様になりますし、ここ数年来、気温や風向きが違ってきているのも感じ
るものです。

「温暖化により、日本から砂浜が消える」と言った事を耳にしても、遠い
先の話しの様に思われるかも知れません。観光でいらした方は、「ここ
は砂浜が広くて綺麗ね」とおっしゃいます。無理もありません、僕が、森
林の現状を知らないのと同じです。

しかし、かなり深刻です。
この儘だと、日本の代表的ビーチのひとつ、所謂「湘南海岸」から砂浜
が消える日も、そう遠くは無さそうです。

茅ヶ崎から鎌倉に掛けて、ここ10年で、急激に砂浜が侵食され、汀線が
後退しています。例えば、由比ヶ浜では、幅140mの浜が、90mになり、
稲村ヶ崎海水浴場は、昨年閉鎖されました。

そして、鵠沼海岸、片瀬海岸は、この1,2年で急激な減少を見せていま
す。かつては、海の家から、灼熱の砂浜を走り、波打ち際へと言う光景が
見られたものですが、今や、大潮の満潮時近くともなれば、海の家の足
元付近まで、波が打ち寄せる様になりました。


(写真は6月20日満潮の1時間半位前)

温暖化だけで、数年といった単位での急激な変化がある訳ではありませ
ん。鵠沼、片瀬の場合は、人工的な開発の影響です。

地球環境が……と言われ始めてからの、こんな愚かな行為は、もう止め
ましょう。そして、声高に反対運動をするより寧ろ、我々が、個人で出来る
小さな事の積み重ねが、最も大切なのだと思う昨今です。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/tadaatsu/


雨に思う……鵠沼の蟹…… [環境]

近年、数時間の大雨でも、道路冠水する場所が増えています。
アトリエの近所でも、ここ十年程で、水が出る様になりました。
かつては、台風でも、そんな事は無かったのですが……。

殆どの道が舗装され、河川はコンクリート護岸、森林の保水
力も低下……。敷地が細分化されるに伴い、雨水が浸透す
る露出した地面が激減。折角残っている部分も、「カーポート
だ」、「雑草が生える」等と言って、いとも簡単にコンクリートが
打たれてしまいます。また、行政的に雨水浸透が認められて
いる場所でも、多くの雨樋が下水に接続されているのが現状
です。

アトリエの前は、この辺りでも珍しくなった、昔ながらの砂利
道。雨水が浸透しますし、輻射熱もありません。……ほっと呼
吸が出来る。(反対運動をしても、いつかは舗装されてしまう
のでしょうね……。)

ぬかるんで靴が汚れているとステイタス。
草ぼうぼうの方がお洒落。
そんな価値観に変われば良いのかなぁ……。その方が、必要
以上にアスファルトとコンクリートで埋め尽くし、空調完備の夏
を楽しむより、素敵な事の様に思います。

かつての鵠沼は、商店街の道を小さな蟹が歩いていましたし、
友人の家では、昭和50年代前半まで、雨が降ると、二種類の
蟹が、縁の下から出てきたそうです。

海に来た時にでも、一寸だけ思い出してみてくれたなら、嬉しい
です。のんびり蟹が散歩する、そんな長閑な「湘南」の光景を。


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